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役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。

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板ばさみ状態にある地域ディベロッパー

時にフランチャイザーとフランチャイジーの両方の役割を果たす地域ディベロッパーは、難しい立場に置かれている。Witmer, Karp, Warner & Ryan弁護士事務所のカープ弁護士は、こう説明する。「地域ディベロッパーは、販売、研修、監査、検査、流通など、いろいろな面において、フランチャイザーとしての役目を果たしています。

そのためフランチャイジーは、仲介役を務めるディベロッパーをフランチャイザーの延長線上に位置づけています。そのため何らかの問題が生じた場合、フランチャイジーはディベロッパーの責任にする傾向にあります。その一方で、ディベロッパーはフランチャイジーよりも下のレベルに位置するため、フランチャイジーと同様の立場にあるといえます。」

つまり、フランチャイザーから見れば、フランチャイズ契約の下で運営するディベロッパーは、フランチャイジーと同等の立場にある。従って、フランチャイザーとディベロッパーの利益が必ずしも一致するとは限らない。その一方で、フランチャイジーから見れば、ディベロッパーはフランチャイザーの代理人のようなものであり、不満が生じると、その矛先がディベロッパーに向けられる可能性がある。

このような微妙な立場に置かれている地域ディベロッパーは、フランチャイザーとフランチャイジーの利害の板ばさみになることが多い。2つの役割を兼任する地域ディベロッパーの利害がどちら側と一致するかは、その状況による。たとえば、フランチャイザーが契約更新費または初期フランチャイズ費を引き上げることにしたとしよう。この場合、ディベロッパーは、賛成か反対の立場で悩むことになる。このような費用の引き上げによって収益が増し、収入増につながるという見方ができる一方で、この引き上げによってフランチャイジーの新規加盟や契約更新が減少する可能性があるからだ。

また、州によって法的保護に差が見られるのも問題のひとつだ。フランチャイジーの保護に力を入れている一部の州では、ディベロッパーはフランチャイジーと同様の法的保護を受けられる。その一方で、その線引きがあいまいな州や、ディベロッパーが保護を受けられない州もある。

もちろん、フランチャイザーに対して不満がある場合は、地域ディベロッパーが結束して、フランチャイザーを訴えることも可能である。しかし20〜30年前に比べて、現在の裁判所は、保守的立場をとる傾向にあり、フランチャイザーを訴えるフランチャイジーや、地域ディベロッパーに対して同情的ではなくなってきている。フランチャイジーや地域ディベロッパーを取り巻く法的な環境が厳しくなっているのが現状のようである。