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毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスを探索ください!

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役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。

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ピサの斜塔が教える教訓:基礎を正しく築け
マイケル・シード

コラムニストのマイケル・ザイドはMichael H. Seid & Associates社の創立者兼最高責任者である。同社は国際フランチャイズを目指すフランチャイズ本部を顧客に持つコンサルティング会社である。


mseid@msaworldwide.com



成功する経営者が本能的に理解するルールがある

厳しい経済状況にも関わらず、私のクライエントの多くは驚くほどに粘り強く業績を出しています。しかし、苦しむクライエントも皆無ではなく、そうした人たちが私たちのもとに相談に見えられます。フランチャイズ業界に限らず、成功している経営者たちを観察すると、次の3つの基本を本能的に理解し実行していることがわかります。
- ロケーションでブランド基準(一貫した品質基準)を維持しているか?
- ブランドを浸透させ、市場シェアを獲得するだけのスケールを達成しているか?
- スケールエコノミー、即ちグループの購買力を活かし、有利な仕入れ状況をシステム全体に反映させているか?
成功と失敗の分かれ目は、この3つのルールを理解し、合格点に達するレベルで実施できたか否かによって決まります。

ピサの斜塔が教えるもの


いかに魅力的な建築物であろうとも、基礎を正しく築かないと台無しになってしまう。これがピサの斜塔から得た教訓です。「きちんと計画を立てたのに、なぜ問題が次々と起きてしまのだろう?」と悩むフランチャイズ本部が知るべき解決策がここにあります。 特に新しいフランチャイザー、そしてフランチャイズ専門弁護士が犯しやすい間違いがあります。

余りにも法的な整備を重要視する余り、22項目の開示項目(FDD、即ちフランチャイズ開示書類に記載が義務付けられている22項目を指す)の用意で事足りると思い込んでしまうことです。フランチャイズが一定の規則だけで成り立っていると勘違いしてしまう人たちがいます。

加盟店開発のための戦略に偏りすぎる弊害

余りにも多くのフランチャイズ事業戦略が加盟店をいかに1つでも多く販売できるかに集中しています。フランチャイズが長期的に活き活きと存在していくための長期的な戦略が欠けているのです。今のような苦しい時期にあっても、加盟店を1つ販売する方策をたてるほうが、システムの長期維持を工夫するよりも簡単なのです。

しかし、上述のフランチャイズ開示書類に記載される22項目は、そこに含まれている約束を継続的に実行することに意味があるのです。これは、フランチャイズの成否を決める本質的な要素です。(
FDDの22項目を参照したい方はここをクリック

具体的な数値で答えられない経営者は落第

「ビジネスの調子はいかがですか?」とフランチャイズ経営者に質問してみるとよいでしょう。答えの多くは2タイプに分かれると思います。

経験豊かなフランチャイザーなら店舗の売上額の推移、加盟店のパフォーマンス、新規プロダクト&サービス、システム全体の維持と向上を実現するために今努力していること等について答えるでしょう。

経験の足りないフランチャイザーは得てして店舗売上の一般的な数字を述べるに止まり、突っ込んだ質問をされると各加盟店レベルで具体的な情報を全く持たないことケースが多いのです。これではいけません。加盟店視察の頻度について問われれば、経験あるフランチャイザーなら加盟店毎の視察スケジュールで答えられるはずです。

KPIで加盟店の業績を計量する

常に、Key Performance Indicator(重要パフォーマンス指標、以後KPIと呼ぶ)であなたの事業を計量することです。KPIを基にして、あらゆるレベルのパフォーマンスを数値で把握し、企業目標に達しているか否かを判定するのです。KPIの項目例として店舗売上の推移、商品原価、人件費パーセンテージの推移、営業コール数、新規客とリピート客の割合推移などが挙げられます。