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役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。

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ジーン・ボールドウイン

ジーン・ボールドウイン
CRG Partners Group, LLC社で上級パートナーの任にある。CRG Partners Group社は業績不振にある企業を対象に、オペレーションと財務の両面から再構築のプランを立案、実行し、不況起業の現状打破と再生を専門業務とするコンサルティング会社である。

gene.baldwin@crgpartners.com

( 2010年11月19日)

二極化するレストラン業界 この不況を生き残るには

2年連続で売上が二桁の落ち込みを見せたレストラン業界。勝ち組と負け組の二極化が進んでおり、業界再編成が終わりを迎える気配はない。勝ち組のレストランが潤沢な資金を利用できる一方で、苦しい資金繰りを迫られる負け組のレストランは、負の循環から抜け出せないという状況に陥っている。

勝ち組と負け組みの2極化が進むアメリカ飲食業界


最近、プライベートエクイティ投資会社がBurger King Holdingsを株式時価総額を46%上回る40億ドルで買収したニュースが話題を集めた。Papa Murphy’sのように、業績が好調なチェーンの場合、買収額がキャッシュフローの数倍から10倍になることもある。このように好調なレストランへの投資が盛んになる一方で、ESPN Zone(ディズニーの家族向けスポーツバー)のように、業績不振で閉店を余儀なくされるチェーンも数多くある。つまり、勝ち組と負け組にはっきりと二分化される傾向にあるのだ。

行き過ぎの利潤追求が破滅(客離れ)を招く

レストラン経営者は、利幅にこだわるあまりに、負の循環に陥ることがあるようだ。利幅を一定に保つことを最優先にするレストランでは、物価の上昇に対処するためにサービス面で妥協して、安易なコスト削減を図る。その結果としてサービスの質がどんどん低下し、客離れが進んでいくのである。また、方向性を誤った拡大を続けることも、この負のスパイラルに拍車をかける。レストランが支払滞納という事態を迎えてしまうと、多額の資本を投入しても、顧客へのバリュープロポジションが失われているため、救済は難しくなる。

価値の向上こそが真の解決ではないか

賢明なフランチャイズは、利幅ではなく、サービスの質や従業員研修の向上、施設の充実など、バリュー(価値)を重視するものである。儲かっているからといって他のビジネスに手を出すのではなく、既存の事業や人材、施設、顧客サービスの改善への再投資を怠らないのだ。

成功を収めているレストランは、不採算部門の閉鎖や経費削減などの手段を通して潤沢な資金を確保し、顧客へのバリュープロポジションを高める努力を続けている。レストランというのは、つまるところ接客業であり、利幅に目を奪われてサービスの質の低下を招くと、レストラン自体の価値が失われてしまうことになりかねない。


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