常に最新の フランチャイズ セミナーや加盟イベントをご紹介するコーナーです

毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスを探索ください!

毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスや加盟店を探索ください!

コラムニストへ

役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。

  • 英語ページに移動

    日本FCのトップ100データを見るために会員’登録へリンク
Let's make a deal
メリー・ジョー・ラーソン   2013年05月05日
バーガーとクラフトビールがフランチャイズ成長の起爆剤となるのか?
デヴィッド・ファルカス   2013年04月25日
アラブのフランチャイズにも変化の兆しが...
フィリップ・F・ジードマン  2013年02月10日
新法の成立した後、インドネシアはフランチャイズ天国の輝きを失った?
フィリップ・F・ジードマン  2012年12月19日
加盟金で儲けようなどとは考えるな。加盟店開発の利益は長期で見るべき
マーク・シーバート  2012年08月26日
英語を共通言語で話すからと言って互いに分かり合えるとは限らない 
ナンシー・ワインガートナー   2012年07月29日
フランチャイズによる拡大が難しい時、どんな成長戦略を採用すべきか?
デニス・モンロー   2012年07月15日
良い投資パートナーと悪いパートナーをどうやって見分ける?
デニス・モンロー   2012年06月10日
フランチャイズで世界の病根を癒すには人とのネットワークが肝心
ナンシー・ワインガートナー  2012年05月27日
海外進出に焦点を当てる国際フランチャイズ協会
フィリップ・F・ジードマン   2012年04月23日
ブランディング戦略で売上と効率アップ
ベス・マトソン-テェィグ    2012年03月04日
ソーシャルメディアをマーケティングに活用
ローン・M・フィッシャー   2012年02月26日
子供たちが雑誌類をたくさん読まなければならない理由
メリー・ジョー・ラーソン   2012年02月05日
割引による集客戦略の落とし穴
ジョナサン・メイズ  2012年01月25日
中国のフランチャイズ規則:今後の行方を探る
フィリップ・F・ジードマン   2011年12月25日
FC本部は加盟店をいくつ開発すべきか?
マーク・シーバート  2011年12月18日
フランチャイズ法の整備に向けた国際的な動き
フィリップ・F・ジードマン   2011年11月13日
ニューテクノロジーでSNSをもっと効果的に、もっとクリエイティブにしよう
ジーニ・ディートリッヒ   2011年10月23日
グローバル化の進むフランチャイズ業界の今後の展望
フィリップ・F・ジードマン  2011年08月21日
インターネットで良い企業イメージを保つために
マーク・シーバート  2011年06月26日
従業員のソーシャルメディアの使用に関する雇用主の権利
チャールズ・バークェスト  2011年06月12日
ウェブ ミーティングに勝るものは電話会議?
ローマン・ラビンスキー  2011年06月05日
さらに国際化が進むアメリカ・フランチャイズ業界
フィリップ・F・ジードマン  2011年05月07日
言葉の壁を乗り越えて
フィリップ・F・ジードマン 2011年04月15日
二極化するレストラン業界 この不況を生き残るには
ジーン・ボールドウイン 11月19日
汚れた皿の山を見せて外食客を集めろ?
ジョナサン・メイズ 11月05日
米国以外の国にはフランチャイズ法が存在しないという。本当か?
フィリップ・F・ジードマン 10月29日
演技力と成功の相関関係はあるのでしょうか?
メリー・ジョー・ラーソン 10月15日
TV出演中の私を見て子供達は少しは見直してくれるのか?
メリー・ジョー・ラーソン 09月17日
最も進化したフランチャイズシステムと法律はアメリカであると評価の相場は決まっていた
フィリップ・F・ジードマン 09月10日
海外進出の心得:専門家が語る海外進出の赤信号と青信号
ジョナサン・メイズ 09月03日
IFE(米国内最大のFC展示会)で見た予想外の「グローバリゼーション」現象
フィリップ・F・ジードマン 07月02日
ビル・ゲーツの予測したタブレット型PC時代は来なかった?
ローマン・ルビンスキー 02月26日
ピサの斜塔が教える教訓:基礎を正しく築け
マイケル・シード 02月12日
フランチャイジーの満足度を把握しよう
マーク・シーバート 01月22日
コミュニケーション・オーバーロード
ローマン・ルビンスキー 01月08日
国際弁護士に海外ビジネス情報を聞くのは得策か?
フィリップ・F・ジードマン 12月18日
フランチャイジーの満足度を把握しよう
マーク・シーバート 12月04日
目的の達成にはまず「聴く」ことが重要なソーシャルメディア
ジーニ・ディートリッヒ 11月20日
板ばさみ状態にある地域ディベロッパー
 11月06日
経営上の手腕が求められる時代
創造性と規律は、経営上、相反するコンセプトではない

ジーン・ボールドウィン 10月23日
ディスカバリーデイが「審判の日」に進化した?
マーク・シーバート 10月16日
携帯電話のGPSを利用して、消費者の行動パターンを把握
ローマン・ルビンスキー 10月01日
海外進出に必要な資質に欠けるリーダーたち
キャロル・アンフォーファー 07月08日
国際的な成長を目指すフランチャイズ
ジーン・ボールドウィン 06月08日
TED ハリウッド流のネットワーキングを紹介
ローマン・ルビンスキー 05月18日
有り余るインターネットサービス、しかし成果は余りに少なく
ローマン・ルビンスキー 04月03日


ベス・イーウェン  Beth Ewen

フィラデルフィアにある75以上のフランチャイズブランドを代理をする弁護士事務所代表




bewen@franchisetimes.com



価格戦争:本部と加盟店が価格設定で争う悲劇


インディアナポリスに本部を置く「ステーク'nシェーク」(Steak 'n Shake)は全米15州、直営414店舗、加盟店102ユニットを展開する大手フランチャイズチェーンである。フルサービスの大型レストランで店舗売り上げは平均で年間10億円を越える。

この大手チェーンが加盟店と「価格戦争」で大きな問題に直面している。拡大戦略と低価格設定の根本的な見直しを促すケースだ。

$3.99のコンボメニューでは加盟店が潰れてしまう!


バエルン家の3人がグロベックスという会社を立ち上げ、加盟店としてデンバーにステーク'nシェークの複数店舗展開に全面的に乗り出したのは去年の9月だった。手始めに既存店舗を2カ所購入し、6年以内に13店舗をオープンする大型契約を結んだのである。

加盟店のグロベックス社は売上の20%以上を投入する積極戦略をとったのである。「レストランからあがる利益だけで十分に先行投資を賄えると本部から言われていた」と加盟店側は述べている。開始からわずか10ヶ月そこそこで拡大戦略は大きな問題に直面することとなった。

本部の要請で「3品目のコンビネーションメニューで$3.99」を実施した。ところが、この割安品目に30項目を加える指示だったため「売れば売るほど損をすることになった」とグロベックス側の弁護士は述べている。

本部の回答は契約破棄


しばらく沈黙を保っていた本部が出してきた答は「違反行為があったので契約を破棄せよ」という通告だった。ステーク'nシェーク本部の弁明によれば「$4のコンビネーション戦略は大きな成功を収めているにも関わらずグロベックスは本部の指示に従わない。客からも多くの苦情が寄せられている」ということであり、それが契約解除の理由だと言う。

本部が上限価格を設定するのは合法か違法なのか?


これこそが一番大きな問題であろう。本部がバーゲン価格を設定し、それを全加盟店が実施することで大きなインパクトが生まれる。サブウエイが打ち出し今も実行している$5で1フィートのサンドイッチは余りにも有名であるが、これは1997年に米国最高裁の判例に基づいている。

しかしながら、このやり方が全米で成功を収めてきたかと言えば必ずしもそうではない。2008年までこのやり方はフランチャイズ業界に浸透なかったのだが、直後に深刻な不況がアメリカ経済全体を襲った結果、バリューパック、つまり割安のパッケージ価格がファーストフードにまず始まり、そして他のレストラン業界に拡大していったのである。

だれが加盟店の損失を補ってくれるのか

50セントのアイスクリーム、$5の1フィートサンドイッチ、$4のステーキ&シェークコンボ、いずれも大人気なのだが、余りにも誰もが打ち出すパッケージなので、客はそれがあって当然と考えるようになった。極薄のマージンで利益を出すにはボリュームで勝負する以外にないのだが、それに満たない売上の加盟店は大損をするケースもある。しかも、古くからある加盟店契約の多くには価格設定の条項が含まれていない。従って、こうしたやり方は1997年までは確実に違法行為とみなされていたのである。

もう少し柔軟性を持たせて欲しい

ステーク'nシェークのラスベガス店は他エリアの加盟店よりも高い価格で販売している。NYでカリフォルニア州と同じ価格で販売したら軒並み赤字となるかもしれない。このようにエリアやマーケットの違いに対応できるように柔軟性を持ってほしい、というのが加盟店グロベックス社の言い分である。事実、上述の如く、同本部はラスベガス店には柔軟性を与えているのだから、加盟店の主張にも一理あると言えよう。

本部側か加盟店側か、そのどちらに軍配が上がるのか予断を許さないものの、 弁護士を除きこうした訴訟騒ぎで利益を受ける者が一人もいないことを銘記すべきであろう。