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毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスを探索ください!

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役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。

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大盛況のフランチャイズアジア2014に学ぶこと




記事 Ken Ishiyama

500展示ブース、287を越えるフランチャイズブランド、その60社は海外ブランドである。今やその規模において世界第3位のフランチャイズ展示会へと成長した「フランチャイズ アジア2014」に学ぶことは多い。

7月18日〜20日の3日間に渡り、マニラで開催された「フランチャイズ アジア フィリピン2014」は大盛況のうちに幕を閉じた。2011年にスタートし今年で4回目を迎えたのだが、年ごとに成長を続ける展示会である。

冒頭に述べたように500ブースが埋まる盛況ぶりは、本家アメリカのスケールをはるかに越える勢いだ。しかも注目すべきは60もの海外ブランドが参加している国際性である。

コカコーラ、7-イレブン、ファミリーマートその他多くの大手ブランドが参加している。クリームパンで知られる八天堂も日本から参加を決めた。「非常に反響の多い、充実した展示会であった。」と、八天堂関係者はコメントしている。

展示会正面には主な展示者を記載したボードが設置されている。国内FCブランドに混じり7-イレブン、コカコーラ、ファミリーマートなど大手海外ブランドも多く参加した。

60の海外ブランドが参加する国際色豊かな展示会へと成長

アメリカの例に見習ったのかどうかは別として、海外ブランドが全体の21%を占めるのは異例だ。アメリカからの12ブランドを筆頭にマレーシア(10)、韓国(9)、インドネシア(8)、イギリス(2)、その他台湾、香港、そして日本等からの出展があった。

しかも、フランチャイズタイムズのナンシー・ワインガートナーが別の記事で述べているように、優れた候補者が多いことも驚嘆に値する。

その第一の功労者がサミエ・リムである。リムはフィリピンフランチャイズのパイオニア的な存在であり、母国におけるフランチャイズシステムの構築に貢献しただけでなく、その豊富なネットワークを活かし、海外フランチャイズの導入を進めたのであった。

フィリピンのフランチャイズ業界を長年に渡り牽引してきたサミエ・リム サミエ・リム
続々と現れるマスターフランチャイズ候補たち

展示者にとって一番重要なことは結果である。多大な経費を使って結果が出ないのは辛い話であり、2度目の出展を見合わせることになるだろう。

しかし、フランチャイズアジア展示会の場合、シングルユニット候補に止まらず、複数ユニットや国全体の権利を取得するマスター候補が数多く参加者に含まれている事実だ。

いわゆる冷やかし客が少なく、しかも、ビジネス経験と財力の両面を備える候補者が非常に多いことも同展示会の強みである。 フランチャイズに関しては先輩格にあたる日本フランチャイズ業界であるが、フランチャイズアジアフィリピンから学べることはたくさんある。

海外フランチャイズの誘致を主催者自身が仕掛ける

日本で最大のフランチャイズショーと言えば フランチャイズショー(日経主催)であるが、展示会主催者がどれだけ海外フランチャイズの誘致に努力してきただろうか。第一に、同展示会のことをどれだけ海外に発信しているだろうか。

先述のリム氏はアメリカのフランチャイズ展示会にブース出展し、フィリピン展示会への出展を各フランチャイザーに働きかけると同時に、継続的にネットワークを広げ関係者とのコミュニケーションを大切にしてきた。こうした地道な活動を日本のフランチャイズ展示会の主催者たちはどれだけ努力してきただろうか。

既存の展示会を新しく、よりエキサイティングにするには海外フランチャイズの参加が不可欠と言っても過言ではない。内外のサポートを駆使しながら海外フランチャイズの誘致を推進すべきではないか。そして、その対象はアメリカだけなく広くアジア諸国の有望フランチャイズの誘致を含めるべきであろう。

JFA(日本フランチャイズ協会)は海外フランチャイズ協会と組むべきでは?

フィリピンフランチャイズショーに世界各国から60ブランド以上の海外フランチャイズが出展した背景には、フィリピンの主催者と海外FC協会との密接な連携がある。

アメリカの展示会ではIFAが主体となって海外展示者に対するさまざまな「おもてなし」が効果を上げており、その結果、参加客も国際色豊かに来場し、会場の雰囲気を盛り上げている。今回のフィリピンの場合は各フランチャイザーが個別に候補者と面談できるミーティングルームを用意するという徹底ぶりである。

質のよい候補者を集めるための工夫と努力が必要

フランチャイズアジアには5万人の来場客があった。たしかに、トータルの入場者数は展示会主催者にとって重要な評価ポイントの一つであろう。しかし、こうした従来型の展示会が近年伸び悩んでいる大きな原因は成約率の低さである。

言い換えれば、冷やかし客が多過ぎる。あるいは、「独立したいのだがどの事業を選べばよいのか情報収集で来てみた」という来場客が多過ぎるのである。結果は明らかであろう。有望な候補者が少ない、成約率が低い展示会に誰が出展したい、出展し続けたいと思うだろうか。

展示会主催者ならびに出展フランチャイザーは、メガフランチャイジーや関連事業の経験豊かな法人顧客候補にアピールするためのプレゼンを具体的に準備し、また不断から働きかけるべきであろう。

海外で爆発するポテンシャルを持つ日本FCブランドは数多く存在するはずなのだが、英文パンフレットすら用意していない。また、日本語パンフレットを英訳すれば済む話ではなく、何故、アメリカ市場で通用するのか、何故、フィリピン市場で成功できるポテンシャルがあるのか、マスターフランチャイズになるための条件は何か等を具体的に準備してかかるべきであろう。

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