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カバーストーリー

コフォードファミリー全員の騎乗写真。左から息子のサム、ジョニー、コフォードCEO、同じく息子のデービッド、そして奥さんのタミーと一緒のジェイコブ、娘のサラ。

牧場の経験を介護フランチャイズ事業に活かすCEO

今月のカバーストーリーの主役はレーン コフォード社氏。中堅の高齢者介護フランチャイズ「アシスティングハンズ」(Assisting Hands Home Care)を経営する一方で150エーカーの牧場を運営する異色のリーダーである。

記事:ナンシー ワインガートナー



日本とは違いアメリカの介護事業は成長産業だ。介護フランチャイズとして成功しているブランドも多い。今回登場のアシスティングハンズもその一つであり、創立は2005年、フランチャイズ販売を翌年から開始し、現在は40加盟店を展開する。医療を伴わない在宅介護を主業務とし、顧客のほとんどが高齢者である。しかし、体に障害を持つ人たちや病人たちも対象客に含まれる。


牧場経営と在宅介護にどんな関係が?

一見すれば両者の共通点は見当たらない。しかし、コフォード社長曰く、「ビジネス一辺倒の毎日だと神経が参ってきます。家族の存在と牧場での生活が私にとって重要なバリューを持っています」とのこと。では、具体的にどんな共通点があり、どんな教訓を牧場生活から得ることができるのだろうか。



息子たちと過ごす牧場生活はレニー コフォードCEOにとって最高の息抜きだという。
土地を持たない牧場もフランチャイズ経営も利益は薄い

不動産を所有している事業家は圧倒的に有利な立場にある。マクドナルド本部が加盟店の不動産を所有している理由と利益を考えてもすぐ分かるでしょう、とコフォード社長は強調する。農民であれ牧場主であれ広大な土地を所有しない限り大きな利益を得ることは難しい。そして、それはフランチャイズ経営にもあてはまると同氏は実感する。

牛乳絞りの経験から得た教訓

毎日取り立ての新鮮な牛乳を飲めるとは羨ましい限り、と感じる読者が多いだろう。しかし、いい事には代償が伴うものだ。乳牛を飼育した経験者なら自明のことだが、毎朝早い時間に1回目の乳搾りを行う。さらに12時間後に2回目の作業が待っている。これを365日、祝日も嵐の日も寒冷の日であっても毎日やらなければならない。

これは成功する加盟店にも共通する。一つ一つの作業や業務は難しいことではない。しかし、100に達する種々の業務を毎日欠かす事無く実行し続けなければならない。

カウボーイハットがよく似合うコフォードCEOだが、ときにはスーツ姿を余儀なくされる。
大好きな家族と接するように加盟店と接しよう

自分の子供を持ったと考えるべきであろう。ただし、子供たちに対するのと同じ接し方では不十分。時間を惜しまず、自分がもつものを惜しみなく加盟店と共有し、教え続けるアプローチが必要なのである。そのように考え実行するコフォードCEOの評価は高い。しかし、加盟店はその期待に応えていけるのだろうか。FC本部と加盟店の関係構築は永遠の課題である。