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ドミノ・ピザのグルテンフリーのピザ

ドミノ・ピザが、業界初のグルテンフリーのピザを開発

最近大きな注目を集めているのが、グルテンフリーの食品。グルテンとは、小麦や大麦、ライ麦などに含まれるタンパク質で、この成分がアレルギー反応を引き起こすことがわかっている。

記事:ジョナサン メイズ



この中でも重症のグルテン過敏症であるセリアック病の場合、微量の摂取でも腸内でアレルギー反応が起こり、栄養素の吸収が妨げられる。これにより、ガンなどの他の疾病が誘発される危険性があるというから、事態は深刻だ。グルテンは、果物や野菜、肉類には含まれないが、欧米の主食であるパンやパスタ、ピザクラストなどに含まれるため、グルテン過敏症の人にとっては、頭の痛い問題である。

全米のセリアック病患者は、人口のわずか1〜2パーセントに過ぎず、これまで、セリアック病患者のニーズが重視されることはなかった。しかし、本格的なアレルギー反応を起こさなくても、グルテンに過敏な人の割合は、人口の6パーセントに上るとされる。

グルテン過敏症の人は、微量であれば許容できるものの、グルテンの摂取はなるべく控える必要がある。そのため最近になって、グルテンを除去した食品を選ぶ動きが消費者の間に広がりつつあり、消費者の15〜25パーセントが、グルテンフリーの食品を積極的に購入するようになってきている。

グルテンフリー食品の市場は、いまや62億ドル規模にまで成長し、需要拡大に伴ってグルテンフリーの食品が続々と登場しており、昨年の伸びは61パーセントを記録した。レストラン業界にとっても、見過ごせないトレンドであり、グルテンフリーの食事を提供するレストランの数も増えつつある。

しかし、グルテンフリーを謳っている食品でも、小麦粉やパン等との接触によりグルテンが付着する場合があるため、細心の注意が必要になる。このような動きを受けて、セリアック病に対する認識を高めることを目的に設立された財団、NFCA(National Foundation for Celiac Awareness)では、レストランを対象に、グルテンフリーの食品認定プログラムを実施している。

これは、食品のグルテンフリーの度合いと安全性に応じて、異なる段階の認定が受けられるというものだ。

例えば、セリアック病患者でも安心して食せる品目には、最高レベルの「グリーン」の認定が与えられる。

これよりも基準が緩く、より現実的なのは次のレベルである「アンバー」の認定で、これは、セリアック病患者は注意を要するが、グルテン過敏症の人であれば、安心して摂取できることを意味する。

「食べ物は私たちの薬」と、NFCA創立者 アリス バスト氏は言う。
グルテンフリー食品に対する需要は、特に子どもを持つ家庭で高まっている。このような中、業界に先駆けて、グルテン過敏症でも安心して食せるピザクラストの開発に取り組んだのが、ドミノ・ピザだ。

同チェーンは、前述の財団の指導の下、グルテンフリーのクラストを開発し、今回、同財団の「アンバー」認定を受けるに至った。全米に展開する大手ピザチェーンで、ピザクラストがこの認定を受けたのは、ドミノ・ピザが初めてとなる。グルテン過敏症でも気軽にピザを楽しめるようになったとして、同財団はドミノ・ピザの快挙を高く評価している。