アメリカで人気のフランチャイズ
 

詳細はこちら


カストマイゼーションを無視できなくなったマックとピザハット
2014年12月10日- ヘルシー志向とカストマイゼーションは現在のアメリカ飲食業界においてはほとんど信仰に近いと言っては言い過ぎだろうか。サブウェイとチポーレで証明されたように、客の好みを取り入れてつくるメニュー、即ち、カストマイゼーションがミレニアル世代にアピールする鍵であることは既に万人が一致するところだ。

「客が望む食べ物を、客の好みに合わせて調理する」ことを要求する「デマンドジェネレーション」が客の主流を占める時代が到来しつつある。カストマイゼーションが飲食コンセプトの新たなDNAになったのである。

その結果、既に成熟期に入ったブランドチェーンもこのトレンドに参入する姿勢を見せている。マクドナルド、ピザハット、タコベル、ペイウエイ・アジアンダイナーなど大手がカストマイゼーションを店の全面に押しだすアプローチを開始した。

トッピングを変えるとか、特別なソースのオプションなどは昔からあった。しかし、今、各メジャーブランドが推進しているのはもっと本格的な「自分でつくるメニュー」なのである。その主な例を紹介しよう。

マクドナルドの場合

今、米国マクドナルドは南カリフォルニア州の4店舗で「ビルドユアバーガー」(自分でつくるバーガー)をテスト販売中だ。実際のメニューに採用されるかどうかは未定。

キオスクのタッチスクリーンをカウンターの脇に設置。客はこれを使ってパンの種類からパティビーフの枚数、グアカモーレやガーリックソースその他の食材を選択できる。

「ビルドユアバーガー」が全店舗で実施されるかどうか本部は未発表のままだ。しかし、専門家筋は2015年の10月前後から各店舗に導入されるだろうと予測している。

テスト期間中なのでホスト役のダニエルさんがカウンターの脇に立ってキオスクの使い方を説明
ピザハットの場合

2014年11月に同チェーンは未だかつてないカストマイゼーション・メニューを導入した。もともとピザは様々なトッピングを選べたので今更という印象はあるのだが、今回は食材とトッピングの種類を2倍に増やしたのである。しかも「フレーバーナウ」と名付けユニークな食材を取り入れている。

新トッピングに含まれるのはバナナペッパーのスライス、ペルー産チェリーペッパー、ほうれん草、サラミ、ミートボール等。新しいソースはガーリック・パーメジョン、バッファロー、バーベキューソース、新味の香り付きクラスト、スパイシーオニオンその他数多くのソースが加わった。

カストマイゼーションのウエーブは更に全米の飲食業界を巻き込んでいくものと予想される。