アメリカで人気のフランチャイズ
 

詳細はこちら




アマゾンとウーバーがレストラン配達の覇権をめぐって争う

2014年12月17日- テイクアウトや出前ビジネスが持つ市場ポテンシャルが余りにも巨大であるため、2つのIT巨人、アマゾンとウーバーが激しい覇権争いを繰り広げる様相となっている。

飲食店の配達サービスといえば、その辺の小さな個人会社の仕事だろうと考えるのが普通であろう。しかし、オンライン配達の巨大企業アマゾン、そして乗り合い車サービスの大手ウーバーの2大企業が名乗りを上げて参戦している。

アマゾンはシアトルでテスト的にサービスをスタートし、ウーバーはロサンゼルスで同じ試みを始めた。レストラン産業の将来を占う時、テイクアウトと宅配サービスがどれほど重要なのか、次の事例で判断いただきたい。

2億個のプロダクツを処理するアマゾンが本気で乗り出す事業


2億個のプロダクツを瞬時に配達するネットワークを全米に持つアマゾンが本気で開始する新事業なのだ。と言っても、今のところアマゾンが直接配達するわけではない。

シアトルでもアマゾンローカルに登録しているレストラン143店舗が自身で配達やテイクアウトをアレンジする。アマゾンはオーダーを受けて集金するだけなのだ。とはいうものの、全米に普及するアマゾンの知名度と信用は高く、アマゾンのウエブサイトにリストされるだけでも大きなメリットがあると参加レストランは考えている。


アマゾンローカルのトップ画面、ここで発注と支払いができる。配達は他業者が担当する

ウーバーはスピード勝負


乗り合い車サービスの延長として配達業に入るウーバーの強みはアマゾンと全く異なる。過去1年間で業績を6倍に伸ばしたウーバーは、その勢いに乗って何と「10分」以内に3ドルで届けることを約束し、実行している。

何故なら、至るところにいるウーバー登録車の中で目的地に一番近い車に配達を依頼するからだ。アマゾンとは違い、どんなレストランのオーダーも受けられる。通常は45分は掛かる配達サービスだが、ウーバーなら「味が落ちることなくフレッシュな状態でお届けします」が最大の強みか。