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ベルギーの首都ブリュッへは美しい街だが、ここでフランチャイズを売るのは至難の技

記事:Nancy Weingartner

海外進出の前にロケーションと言葉の違いを調査せよ

2014年12月17日- ベルギーで使う名刺は表に英語、裏には地域によってフランス語かオランダ語を印刷する。ベルギーに進出する時は、事前のホームワークを十分に完了しておくことが大切なのだ。

ブリュッヘにある巨大で近代的なクラウンプラザビル、外に大きなダイニングエリアを設置し、広場につながる
ベルギーのブリュッへ(フランス語名はブリュージュ)は美しい街だ。ただ、バケーションで訪問するには素晴らしい歴史的な都市だが、フランチャイズを売るのは至難の技かもしれない。街を見渡してもアメリカブランドのフランチャイズは5本の指にも足りない。マクドナルド、KFC、サブウエイ、スターバックスくらいのもので、しかも街角のいたるところにあると思ったら大間違い。

由緒ある建物は全てシャットアウト、駅内ビルの入居もなし、空港は存在すらしない、という訳で、フードコート的なエリアは一切存在しないのだ。独立の精神溢れる街ブリュッヘにアメリカフランチャイズは似合わないと言ったら言い過ぎであろうか。それほどに気長に構えないとこの街でビジネスをするのは難しいだろう。

ブリュッヘは歩いて楽しい街だが、搬送車を利用すると繁華街の様子をじっくりと観察できる。
空きスペースはほとんどない。人気のある立地はすべてベルギーチョコレートの店で占められている。人口一人あたりの店舗数は世界最多なのである。コーヒーショップ&パブがフルメニューでサーブする。ワインの人気は低いが、ビールだけで数頁のメニューになるほどだ。メニューは数カ国語で書かれているので一見豊富のように思えるが、実はどこのレストランでも同じようなメニューを限られた種類でサーブしている状況だ。

パールビジョン(Pearl Vision)はブリュッヘで見かけた数少ないフランチャイズブランドの一つ。
では、将来ベルギーにビジネス進出したいと考えておられる方々に簡単なビジネスガイドを紹介しておこう。

● ベルギー人の重役たちは妥協に応じる柔軟さを持つが、時間がかかることを承知しておいたほうが無難だ。
● ベルギー人は困難に直面したとき、自虐ユーモアで乗り切る。
● ベルギー人はプライバシーを重んじる。したがって、話し合いはドアの裏側で、つまり、事前にアポをとり、プライバシーのある部屋でやったほうがよい。
● (アメリカのように)ファーストネームで呼び合う習慣はない。オランダ人が相手ならミスター誰それ、ミス誰それ、フランス人ならムッシュー誰それ、マダム誰それと呼び合おう。
● 返事は直ぐしなさい。しかし、相手から直ぐ返事が来るとは期待しないほうがよい。