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  • ドレスコードを解く

    Nancy Weingarter

    2015年9月17日-マクドナルド従業員の最初のユニフォームは半袖の白いドレスシャツだった。 まだ、赤と黄色のポリエチレン服が出る前の話だ。それ以来だから、レストランで着るユニフォームを決めるドレスコードの変遷には長い歴史がある。しかし、ユニフォームの宿命であろうか、未だに「これは何?」と、いった珍妙な印象を与えるものも多い。

    例えば、赤、白、ブルーの太い縦縞とバケツをデザインした帽子をかぶるユニフォーム(写真参照)をご覧いただきたい。ホットドッグ オンスティックの広報担当は「このハットが大好きだというスタッフは大勢いますよ」とかつて私に力説していたものだが、読者の方々はどう感じるだろうか。



    その一方、本部がユニフォームを支給するケースは減少しつつあり、一定の許容範囲という条件付ながら従業員が私服で勤務することを許可するデェーンが増えている。腰から下の着衣についてはカーキか黒パンツ、穴の空いていないジーンズはどのレストランでも問題なしと言っていいくらいだ(フーターズのように肌の露出が多いレストランは別として)。

    チェーンレストランではクリーンなイメージの服装と身だしなみが当然の基準だった。今は刺青、ピアース、パステルカラーの髪染めなど若い人たちには当たり前の時代なので、FC本部はどこまでを自由にすべきか新しい基準を必要とするようになった。「クール」な従業員にハッピーな気持ちで働いてもらうには、雇い主側も譲歩しなければならないのだ。



    最近になってスターバックスが規制を緩和し、ピアースと刺青を持つスタッフを許すようになった。クールなバリスタを雇うにはやむを得ない譲歩だろう。
    他方、サンドイッチチェーンの「ジミー ジョーンズ」は自然な髪の色しか認めない。カスタムメードのピザチェーン、ブレーズピザは規制の枠内で個性を尊重するポリシーをとっている。彼らのドレスコードの詳細は掲載イラストを参照いただきたい。帽子は前かぶりでも横向きでも構わない。ピアースも刺青も露出して構わないという。

    つまり、刺青のある手で客にサーブしても無礼には該当しないというポリシーを維持している。刺青のある肌を露出することが無礼なのではなく、サービスをきちんと提供できるかどうかが客の評価を決定すると割り切っているようだ。