アメリカで人気のフランチャイズ
アメリカで一番期待される高収益フィットネス日本上陸
アメリカで一番期待される高収益フィットネススタジオが日本上陸に乗り出す
詳細はこちら



チポーレさん、早い回復を祈ります

Tom Kaiser

2015年12月16日- 地産の食材を使い、ヘルシーな鶏肉を売り物にしていた「チポーレ」の評判が一気に落ちる事件が発生した。

11月12日、オレゴン州とワシントン州のチポーレで発生した集団食中毒である。17日現在で37人の患者が報告されている。ヘルシーフードのリーダー的存在だったチポーレが食中毒事件を複数の場所で起こすとは誰にも予測し得ないことだった。

創立者スティーブ・エリスが多数の主要新聞の一面を使ってステートメントを発表した。「総合的な食の安全計画」というタイトルで発表された内容は、謝罪そして、今後の安全性を約束する意味で妥当なものであった。

このステートメントは消費者を念頭に置いているが、飲食に従事するフランチャイザーはすべてチポーレのケースを仔細に分析し自身のオペレーションに役立てる格好の素材であろう。「自業自得だ」とチポーレを責めるよりも、事実関係を把握し学ぶほうがはるかに得策ではないか。



食材の入手経路を透明にすること、さらに、農業に従事する人々ならびに食肉用の動物たちに対する道義的な対応、この2つの傾向はもはや止めることのできない潮流といってよい。既存の飲食業が従来のソースではなく地産食材に切り替えるにはかなりの困難を伴う。

しかし、すべての主要レストランがチポーレの方式を採用せざるを得ない状況に進行しつつある。チポーレの経験に学ぼうではないか。「手軽に、安く」という考え方は捨てなければ、飲食業界で生き残ることは難しい。

自然環境で育てた家畜、グルテンフリー、 GMOを使わないサーモン。これらのことを良心的に実行したとしても、たった1つのサプライチェーンがいい加減な食材管理をすれば、一発で高評価は崩れ去ってしまう。現実は厳しい。しかし、衆目の監視の中で、常に地道な努力を続けるしかない。

チポーレの早い回復を心から祈る。