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毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスを探索ください!

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役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。


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  • 加盟店トラブルを愛は救えるか?



    ソース: 米国フランチャイズタイムズ  


    Beth Ewen
    「相手(加盟店の意味)を愛さなくてはなりません。相手の面倒を見てあげなくてはなりません。」と、IFA年次総会で高らかに宣言したのは、エニタイム・フィットネス(Anytime Fitness)の共同創立者デーブ・モーテンセンである。エニタイム・フィットネスは短期間のうちに驚異的な成長を遂げ、現在、世界中に 3,500ロケーションを展開する。急成長の裏には愛があったということか。

    他のスピーカー達がビジネスについて厳しい話をする中で、モーテンセンの言葉は胸に突き刺さる。愛とフランチャイズの成功にどんな関連性があるというのか?もう一人の創立者、チャック・ルーニョンがこれについてさらに説明している。「ビジネスをやる上で何をまず優先的に考えるか?最初に自社の従業員を考え、次に加盟店オーナー、そしてお客という順序ではないだろうか?」と問いかけ、同時にビジネスマンによってはこの優先順序を真逆に捉える人もいることを認めている。ルーニョンは自分の優先順序が正しいと主張する。従業員や加盟店が客を愛さなかったら、どうして客が我々を好きになってくれると期待できるのか、という理屈である。

    私はこのコラムで書いてきた記事の多くは、FC本部と加盟店オーナーの揉め事である(筆者は訴訟記事を専門に扱う)。両者の対立は時に酷い争いごとに発展するケースが多いことは読者もご存知の通りである。しかし、今回は様々な考え方で対立を解決あるいは回避した例をいくつか紹介しよう。

    率直に意見を出し合おう

    南カリフォルニアで、ブレーズピザ(Blaze Pizza)加盟店を運営するジョー・スタインは以前に CKEレストラン(CKE Restaurants)やエルポヨロコ(El Pollo Loco)の取締役を務めた業界のベテランである。ブレーズピザに投資するとき、聞いていた初期投資額が当初よりどんどん上昇していく状況を見た。

    その多くの理由は、本部がいろいろと注文をつけてくるところにあった。そこで、本部チームに問題を率直に伝えたところ、本部は施工業者、アーキテクトを含むミーティングを開き、問題解決にあったのである。4者による協議と改善策の実施により、店舗工事費と開店費用を目標額に下げることができた。

    サポートの少なさを怒る前に自分で仕切れ

    バージニア州で、ドグトピア(Dogtopia)加盟店を運営するアンバー・サットンは創立者に感銘を受けて参加を決めたのでマネージメントが変わったときには大いにショックを受けた。しかし、新しい経営陣が打ち出したシステムの刷新を彼女は歓迎し、考えを改めたのである。

    しかし、もっと大事なことは FC本部がやるかやらないかをさほど重要視しないことが肝要だとサットンは考えて行動している。それは FC本部が加盟店の成功について責任を負わないという現実に基づいている。どんなに苦しい事態に直面しても、それを解決するのは自分自身であり本部の責任ではないことを認識すべきだと彼女は判断している。

    ボトムライン(最終的に残る収益あるいは損失を意味する)

    トロピカルスムージーカフェ(Tropical Smoothie Cafe)のマイク・ロトンド CEOは苦境にある加盟店をサポートした経験談を語った。会議の他のパネリストの多くは、うまくいっていない加盟店が果たして本部指導を本当に順守しているのかどうかをどやって確かめるのかという疑問を口にしていた。話の大半は厳しい論調となり、「愛」の片鱗も感じられない議論になったのである。本部サポートに対して大ジティブに対応しない加盟店をどうやって助けるのか、との議論になったのは当然かもしれない。

    ロトンド CEOは加盟店の立場に立って、従来の発想を変え、「トップブラインとボトムライン」の2極に基づいて議論を始めた。加盟店が気にするのは売り上げ高ではない、利益のほうなのだ。従って、本部がいくら売り上げを伸ばす提案をしたところで加盟店側は盛り上がらないことが多い。あるいはそうした考え方を嫌うのである。

    トロピカルスムージー本部は加盟店巡回を開始し、 2013年から2016年にかけて収益を倍増するプランについて加盟店に語りかけたのである。その結果、収益を増やすにはトップラインの売り上げを伸ばす以外にないことを加盟店自身が納得し結論したのである。本部からの押し付けではなく加盟店自らが決断したことが大きいのである。すなわち、加盟店が一番気にする数値を話題にすうことで、本部と加盟店の両者が同じ土俵に立つ事が可能になったのだ。