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毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスを探索ください!

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役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。


訴訟に彩られたフランチャイズの歴史が今日の基盤となる
フランチャイズの始まりは無法状態だった

フランチャイズの始まりは定かではないが、フランチャイズのビジネスモデルが普及し始めた20世紀前半は、現在のような規制は存在せず、まさにフロンティアの世界だった。

フランチャイザー専門の弁護士で、ニューヨーク州のフランチャイズ法の創案者であるデービッド・カウフマン氏は、当時についてこう語る。

「その頃、フランチャイズが爆発的な広がりを見せ、組織犯罪を含む犯罪集団がこれに目をつけたのです。一見立派な説明書を用意して、実在しないフランチャイズを被害者に売りつけるという詐欺行為が横行するようになりました。当時、ニューヨーク州だけで1万4000人がフランチャイズ詐欺の犠牲となり、その被害額は4000万ドルに上りました。」

多くの犠牲から生まれた今日の法規制

その後、フランチャイズ業界の荒廃ぶりを見かねたフランチャイザーの間に、法規制への動きが強まっていった。フランチャイズ関連法は、州レベルから始まった。

そのさきがけとなったのが、1971年にカリフォルニア州で制定されたフランチャイズ投資法である。この画期的な法律では、フランチャイザーの州への登録や、フランチャイズ候補者に対する情報開示が義務付けられた。その後、14州で同様の法律が制定され、1979年には連邦取引委員会のフランチャイズ法が施行された。

どちらが勝つか予想のつかない訴訟戦争だった

フランチャイズ業界で不正が横行していた理由として、判断の基準となる判例が乏しかったことが挙げられる。

「初めの頃は、弁護士やクライアントを導く指標となるものがほとんどありませんでした。」とカウフマン氏は話す。カウフマン氏が33年前にフランチャイズ法の分野で弁護士を始めた当時は、「フランチャイズに関する規則が不在のため、どちらが勝訴し、どちらが敗訴するのか誰も予測できませんでした。全員が訴訟を起こしていたのはそのためです。」

「今では法律も制定され、主な問題点はほぼ解決済みです。現在の紛争は、フランチャイザーとフランチャイジー間の個々の問題に限定されており、70年代から90年代にかけて起こった、フランチャイズの基本原則に関する紛争とは異なります。」

訴訟よりも賢明な選択を双方が選ぶようになった


カウフマン氏はこう続ける。「フランチャイズ、フランチャイザー、フランチャイジーが成長するにつれ、その関係が徐々に成熟していったのです」。

「そして、70年代から80年代にかけてフランチャイザーとフランチャイジー間で頻繁に起きていた紛争が、90年代に入るにつれて収まっていき、21世紀の最初の10年間もその傾向は続いています」。

「互いに協力し合い、双方に公平な方法で問題を解決していくほうが、法廷で争い続けるよりもより建設的であることを学んだのでしょう。」