常に最新の フランチャイズ セミナーや加盟イベントをご紹介するコーナーです

毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスを探索ください!

毎日のように新しいビジネスをデータベースに加えていきます。フランチャイズ の本場アメリカで成長を続けるフランチャイズビジネスや加盟店を探索ください!

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役立つ情報コーナー。今週は フランチャイズ 法が世界一整備されたアメリカFC業界の歴史を振り返ります。


米国進出シリーズ3:成功理由2  
 
米国進出シリーズ2:成功する理由トップ5
 
米国進出シリーズ1:失敗する原因トップ 3
 
フランチャイズ販売専用の「マイクロサイト」を立ち上げることの利点
 
シェフたちが予想する飲食業界のトップトレンド10
 
ハイテク機器への対応に頭を悩ませるコーヒーショップやレストラン
 
成功するフランチャイズ加盟店には共通項があった!
 
低予算マーケティングが待ち受ける落し穴にご注意
 
人事に関する事柄は、全て文書化して企業の身を守る
 
時代の流れに合わせてフランチャイズを進化させる
 
ロケーションベースマーケティングをいち早く採り入れて、差別化を図る
 
アインシュタインは「無料のベーグル」を使ってどのように相対性理論を証明したか?
 
ソーシャルメディアの世界では従業員の言動に要注意!
 
今、脚光を浴びるコブランディング
 
加盟店はFC本部のどこに注目?
 
強力パスワード ハッカーを阻止しよう
 
ソーシャルメディアを有効活用する方法
 
2010年の省エネのためのアイデアトップ10
 
オンライン研修は事業存続の鍵?
 
メディア対応のためにオンライン広報室を設置
 
 
友人のお奨め情報を生かす新アプリケーション
 
 
無法状態のフランチャイズの歴史が今日の基礎
 
面接で得た情報を活用して成約の成立を高める
 


米国進出シリーズ4: 
成功理由3 コミュニティ密着で安定ビジネスを確立


記事:Ken Ishiyama



地元の人たちに可愛がってもらえるビジネス、地元に貢献できる事業、これは洋の東西を問わず共通して言えることでしょう。しかし、アメリカで小売店、特に飲食ビジネスを成功させるには不可欠の要素であり、その重要さにおいて日本とはかなり違います。

そのためか、アメリカ進出を果たす日本企業や日本事業家はこの点を全く配慮しないケースが多いのです。地元コミュニティに入り込む難しさはあるにしても、成功するにはそうも言っていられない背景がアメリカ社会にはあります。

日本で想像できないほど助け合いの精神に価値を見いだす国民性

例えば、芸能人がチャリティー活動をしたり、寄付をしたりすると未だに大きな芸能ニュースとして取り上げられることが多い。アメリカの場合、ビル・ゲーツが数百億円のチャリティ基金を創設するとか、アンジェリーナ・ジョリーが難民救済にアフリカに行ったとかならニュースになることは確かにある。

しかし、スポーツ選手、人気俳優、著名な実業家の大勢というよりほぼ全員が様々な慈善活動や多額の寄付活動、あるいは募金運動、さらには募金を募るための広報活動を無料奉仕する等の活動が日常的に行われているので、余りニュース性がないのである。

では、やらなくていいのかと言えばとんでもない話で、やらないと「あいつは成功したのにそれを社会に還元しない嫌なやつ、ケチなやつ」と蔑まれてしまい、一気に人気を失いかねない。それくらい当たり前の話なのだ。

フランチャイズ事業に置き換えると......

だからと言って、1加盟店が地元社会に寄付や慈善活動ばかりやっていたら直ぐ破綻してしまうに違いない。そうではなく、地元の教会、慈善団体、学校、学校内の様々な生徒活動と密接にし合うということなのだ。

例えば、学校のあるイベントを発端にして、加盟店が販売するアイスクリームの一割をイベントに寄付する。その代わりに、生徒たちに販売に助けてもらったり、あるいはちらしを様々な場所に置いてもらうなど、いくらでも協力しあうタネはある。これを定期的に、継続的に行うことが非常に大切なのだ。こうした活動は一過性のものではなく、リピーターを増やす原動力にもなる。

ギブ アンド テークとはよく言われる言葉だが、アメリカ人消費者の多くは、実は「義侠心」溢れる人たちであることを覚えておいてほしい。近所にペンキの剥がれた家があれば、ご近所さんたちや子供たちが無料の労働奉仕を提供する民族性なのである。

フランチャイズビジネスが地元に与えるインパクト

大成功を続けるパネラブレッドだが、非常にユニークな店舗を一部に展開している。フランチャイズタイムズでも紹介したことがあるのだが(関連記事はこちら)非営利ショップを数店舗運営している。そこではお金のない客は余裕のある分だけを払えばいいのだ、払えない人は払わなくてもよい。逆に多めにお金を入れていく客もいる。

パネラブレッドのブランドに対する尊敬と愛着が消費者の間に広まり深まるのは当然ではないか?パネラブレッドと同じように非営利ショップをやりないさいとは言いませんが、そこに流れるアメリカ人の価値観を理解していただきたいのです。

地元住民を味方にする

トヨタのアメリカ自動車工場とは違い、何千人の雇用を地元に生み出すことはできません。しかし、数人であっても地元住民の雇用を推進することでブランドと店舗の評価は確実に上がります。

フランチャイザーや店の考え方に不満を持つ消費者は、それをはっきりと意思表示し、店に行かない、不買運動を起こす、ソシャルメディアにコメントする、という人たちなのです。地元住民を味方にする、これが加盟店成功の一番の早道といっていいかもしれません。